なのはSS最近の感想要約



スバルやヴィータやエリオやキャロと言った個人としてのバトルや葛藤は上手いし、伏線もきちんと回収していくので面白いんだけど、個人と世界の間に入る「社会」があまりに酷すぎて何も言えなくなった。
確かにボコボコにやられて、そこから立ち上がる「落として持ち上げる」は熱い展開を生めるんだけど、管理局の基盤が貧弱すぎてその辺がすぐに分かるのはどうなんだろう。
誰かが反撃出来たわけでもなく、ただ一方的に殴られてただけというのは納得いかない。
反撃も反撃になってないし、結局「管理局=基盤が脆弱で組織と言うにはあまりにもお粗末すぎる。子供の遊び」という感じ。
ギンガ一人だけ別のところに配置しているとかあり得ないぜ。
あれ?ギンガが来てからやってた事って集団戦闘の練習じゃなかったの?
前回、今回と唯一見れるレベルだったのは個人の描写ぐらいか。
スバル、フェイト、エリオ、キャロ、ヴィータはきちんと伏線も回収されているし、バトルもなかなか見応えがあった。
スバルの正体は前話で「オリジナル」と呼ばれていた事から、何となく察しがついていたが、姉妹揃って機械だったか。
例の検査にも合点がいった。あれはメンテナンスとかああいう意味合いだったんだな。
でもスバルやギンガが「オリジナル」ということは、スバル達の劣化コピーがナンバーズと思って良いんだよね?
もしくは魔力を持っていないとかそういうことかなぁ。
エリオとキャロはガリュウ、ルーテシアという戦士・召還師コンビの対比という分かりやすいものに。
回って再突撃するエリオにスクライドのクーガーを重ねてニヤニヤした。
回って突撃は無意味だけど、ロマンだよなぁw
前々から話されていたヴォルテールも無事に登場。
あー、キャロがヴォルテール召還を考えるのはあの大きさと破壊力と範囲の広さが問題だからか。
確かにあの大きさは異常だし、破壊力も異常。
キャラクター的に最後の最後の切り札って感じだね。
フェイトとエリオは姉弟に近いんだな。
同じシステムで作られた物同士だし、フェイトが保護したがるのも世話を焼きたがるのもよく分かる。
自分を重ねているからこそああいう思いをして欲しくないと。

にしても、ヴァイスはトラウマを克服しないかなぁ。
ティアナ関連で死にそうだけどさw