"ブラックドッグ"アレクセイ・マンハッタン

"ブラックドッグ"アレクセイ・マンハッタン
スタイル:イヌ◎ アラシ● カブトワリ


「俺には空しかない。空のためなら、俺はイヌにでもなり下がる」
「最期の左捻りこみ。それで勝負を決める……!」


空を飛ぶ事を条件に千早冴子の私兵へとなり下がった元軍人、現戦闘機乗りの警官。いわゆるエースパイロットであり、戦いの中を生き抜いてきた歴戦の勇士とも言うべき男であったが、戦いの果てに仲間を全て失う。
何をしても生き残る自分の技を呪った彼は空へと救いを求めた。そうして空という場所を得た彼は最強の存在であった。彼は勝利を確信したパイロットのさらに上を行く。撃墜数は常にトップであった。
戦いが進むつれ、敵は彼の存在を恐れた。なにせ彼一人が戦いに絡むだけで味方が次々と死んで行くのだ。
コードネーム:ブラックドッグ。
それが彼に与えられた生涯最後の称号であった。
しかしどんな戦いもいつかは終わる。彼の戦いも、ある日終わってしまった。相棒である戦闘機を取り上げられ、自由に空を飛ぶことすら許されない。繰り返される怠惰な訓練の日々。彼にとっては死んでいるも同然の生活だった。
彼は軍をやめた。相棒と飛べても自由のない空と地上を這いつくばるだけの生活。どちらも同じであるのならば、と彼は軍を辞めた。そして、輝く栄光の舞台から姿を消した。
数ヵ月経った。全ての人は彼のことを忘れていた。
しかし彼は生きていた。ただ起きて機械的に食事をとり、寝るだけの毎日を、生きているとすれば、だが。敵が恐れ、仲間が賞賛したブラックドッグはもういない。あの時死んだのだ。戦争が終結した、その時に。
そんな死人のような彼の部屋の扉をたたく音がした。
叩いたのは千早冴子。ブラックハウンドという組織のトップに君臨する才女であった。部屋の主の返事を無視し、扉を開いた千早冴子は顔をしかめた。何もない。何も。ただ備え付けの品があるだけであった。そんな部屋の片隅で、千早冴子は彼を発見する。その時の彼はもはやかつての栄光の面影すらない、ただの死体同然であった。
彼女はそんな彼を勧誘した。ブラックハウンドへと。
彼は問うた。そこに空はあるのか。
千早冴子は答えた。あると。そこに空はあると。
そうして彼はブラックハウンド所属の警官となった。しかし彼は言う。
警官になったつもりはない、と。彼にとって、空が飛べればそれが全てなのだ。

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理性:8/14
感情:1/10
生命:5/11
外界:7/13


▼一般技能[30]
0−−−− 医療
3●−●● 射撃
1○−−− 知覚
0−−−− 電能
0−−−− 芸術:
1−○−− 交渉
0−−−− 心理
0−−−− 製作:
1●−−− 運動
1−−○− 自我
2●−−● 操縦
0−−−− 白兵
0−−−− 隠密
0−−−− 売買


▼社会[15]
2−−○○ 社会:N◎VA
2●−−● 社会:警察
1−−−● 社会:企業


▼コネ[15]
1−−−● コネ:千早冴子
1●−−− コネ:櫛田千里
1−−●− コネ:レイ


▼イヌ[5]
1−−−● バッヂ(<社会:警察>の判定に+[レベル])


▼アラシ[20]
2●−−● ドッグファイト(達成値に+[レベル])
2●−−● スクランブル(<社会:>を使った判定に組み合わせるとヴィークルと共に登場可能)


▼カブトワリ[10]
2●−−● 必殺の矢(差分値攻撃化)


▽防具[4]
・チェーンメイル[PA] (1/0/2/1)
・アーマージャケット[PA] (2/0/1/3)
・ガードコート[PA] (2/0/1/3)


▽サイバーウェア[7]
・IANUS[初期]
・コンバットリンク(物理攻撃の達成値に+2)


▽サイコアプリケーション[4]
金剛力士(バサラ、アヤカシ、マヤカシの判定のリアクションの達成値を+2)


▽ドラッグ[1]
・クラリック(感情の制御に自動成功)


▽住居
・マンション(イエロー)[初期]


▽その他[10]
飛天(5/3/4/9)
攻:殴+7 速:10
制御:3 電制:10